太白ごま油で「イングリッシュ・マフィン&桜スコーン」レッスン

昨日のレッスンは、太白ごま油を使用したイングリッシュ・マフィンとスコーンのレッスンをいたしました。

 

太白ごま油は焙煎しない生のごまを搾った油で、色もなく無臭でほぼ味もありません。そのため素材の味を引き立たせ、お料理以外にも使い安くバター、ショートニングの代わりに使うことができます。そしてもちろんごまの栄養も含まれます。

 

今回のマフィンはもち粉を使用し、焼き立ては軽さの中にもしっとりモチモチ感がありますが、冷めてからトーストするとパリッと感が出ます。しっとりさのキープと表面のパリッと感をさらに強くするのに太白ごま油を使用しました。酵母はルヴァン種です。

 

もう一つの桜スコーンもバターの代わりに太白ごま油を使用しヘルシーに。スコーンの層に桜あんとチョコチップを重ねています。

 

イングリッシュ・マフィンの成型は丸めるくらいのため、みなさん今日は楽だなぁ♪と思われていらしたようです。

が、スコーン成型の生地を伸ばして重ねるという工程が、思ったより難しかったようで、生地を無事天板にのせ終えたときは「ふぅーっ」と大きく息をつかれていました(笑)

 

このスコーンは酵母を使用しているためベーキングパウダーを使ったもののようには大きくふくれませんし、発酵という時間もかかるのですが、酵母の甘みも感じられる素朴な味わいのスコーンです。今回はレーズン酵母を使っています。

 

午後のレッスンでしたので、試食の時間は「桜あん」で日本の春を感じながら、イングリッシュ・マフィンとスコーンでイギリスのティータイム風に楽しんでいただきました。