いちご酵母を起してみました

久しぶりに酵母についてアップしたいと思います。


おいしいと評判のイチゴで酵母を作ってみました。

 

 1日目

 お砂糖を10g溶かした水300gの中に洗ってヘタをとったイチゴ100gを入れ30℃の発酵器へ。

 

2日目

すでに泡がたち発酵が始まっています。イチゴの実が白っぽくなり始めています。

 

3日目

さらに発酵が進み泡が立ちイチゴが白くなっています。ふたを開けてかき混ぜると甘いイチゴの香りがたちとてもよい香りです。

 

4日目

イチゴがさらに白くなり、液種も白濁してきました。

 

この後、毎日1回はふたを開けかき混ぜ、2週間ほど冷蔵庫で保存。

 

中継種作成

イチゴの実50gをフードプロセッサーで細かくし、液種150gとあわせ強力粉100g、スキムミルク3gを入れよくかき混ぜる。

30℃で24時間発酵させた後、強力粉80gを入れよくかき混ぜ、さらに30℃で12時間発酵。

 

この種でクランベリー&クルミ入りカンパーニュを作ってみました。


多くの酵母はこの中継種にした場合、素材の味そのものを感じることは少ないのですが、この酵母は焼成してもいちごの香りがし、そしてイチゴの風味も残っていました。


生地の膨らみもよく、おいしいパンになりました。


聞いていた通り、素晴らしい酵母です!

来年のイチゴがおいしい季節までに、さらにこの酵母にはどのようなパンが合うか検討し、今後のレッスンに取り入れていきたいと思います♪