「ヘルンドル&セリーズ・ノワゼット」レッスン

昨日は、チェリーを楽しむ2つめのレッスンをいたしました。

 

ひとつはオーストリアで「角」という意味のヘルンドルは、中力粉を使いライ麦を入れパリッと焼きあげるパンです。スープ、サラダ、パスタ等とても食事に合わせやすいと思います。

 

表面に岩塩をふっているので塩気がありプレッツェルもそうだと思いますが、ビールのおともにも合うと思えます。

 

このパンは成型が面白く、コツが分からないひとつめは上手くいかないと思いますが、分かると楽しんでいただけると思います。

二つ目のパンはヘルンドルの生地を応用し、ココアを入れドライチェリー、ヘーゼルナッツ、ホワイトチョコチップを入れ込んだセリーズ・ノワゼットです。

 

生地に入れるお砂糖は多くはないのですが、ホワイトチョコが生地に溶けコクのある甘さがチェリーとよく合います。個人的に実はホワイトチョコは苦手なため、それだけでは普段食べたりしないのですが、この取り合わせの場合、普通のチョコレートを入れるよりホワイトチョコの方がバランスがよいと感じたのでホワイトチョコを使うことにしました。

 

このパンにはドライフルーツが色々ミックスされているミックス・フルーツを酵母にしたフルーツ酵母を使っています。作る工程もあまり多くなく、おいしい酵母です。レッスン中、この酵母の起こし方もご説明しています。

 

試食タイムは、ヘルンドルに合わせパスタ入りスープをご用意しました。お越しいただいた方の「自宅でこんなパン作れるようになったらいいですよねぇ、ああ、もうずっと食べていたい!」というお言葉がとても嬉しく、ご自宅でも作っていただけやすくするために、もっとどういうふうにお伝えすればよいかを考え、お伝え出来ることは可能な限りお伝え出来るようになりたいと改めて思いました。