今月の自家製の酵母のレッスンは、春恒例の「いちご酵母」を使ったレッスンです。
自家製の酵母で元種法にして生地を作った場合、酵母にした素材の風味がパンに焼き上げた時までしっかり感じられることは多くありません。ですが、いちごは風味、香り、色が残るのが特徴です。色の残り具合は酵母を起こす際のいちごの熟し加減で変わってきます。
今回そのいちごの酵母の風味を楽しむパンは、ふんわり柔らかい生地にクランベリーを入れバラの花に模した成型のローズ・ブレッドです。
低温で焼き色をあまりつけないようにしていちごの香りとクランベリーの風味を楽しめるようにしています。
あわせて作るのが、春らしく桜の塩漬けをのせた「桜あんぱん」です。生地のいちごの香りと小倉あんの組み合わせを楽しみます。
今時期からいちごもよく熟したお値段もお手頃のものが出回りますし、発酵も割と早くに起こってくれます。気候も暖かくなりましたので、ぜひいちごの酵母をお試しください。いちごのよい香りが幸せな気持ちにさせてくれます♪
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