暦の上では4月になったばかりですが、すでに5月のような陽気が続いています。
生地を作る際は、事前準備として酵母を冷蔵庫から出して常温に戻すということをします。冬場の特に朝はいくら時間がたっても静かなのですが、ここのところは冷蔵庫から出してしばらくするともうブクブクと元気になってきます。そんなことで季節が変わったなぁと実感します(^^)
さて、4月のレッスンでは春を感じる素材を使ったパンや人と集まる機会の多いこの季節に手土産としても使っていただけるようなパンをテーマにしております。
まず一つ目のレッスンは、プレーン生地とよもぎ入りの2色の生地のたカンパーニュです。よもぎ生地だけだとよもぎの風味が強く出てしまいますが、プレーン生地も入ることにより、よもぎの風味が柔らかくなります。ハムなどと一緒に味わうと、よもぎの苦みと塩気のあるハムが調和して美味しくなります。
あわせて作るのは「モンキー・ブレッド」です。ちぎりパンの一種ですが、生地にメープル・シロップを絡めて焼き上げる朝食やコーヒータイムにぴったりなスイーツ・ブレッドです。ご家族ご友人等とみんなでワイワイちぎりながら楽しく召し上がっていただきたいパンです。
なぜ「モンキー」なのか?というのは、このパンの成型はバオバブの実の皮の中の果肉の状態に似ているのですが、おさるさんがその実が大好物だそうで、それでモンキー・ブレッドと名付けれらたそうです。
生地をとても細かく分割して丸めて型に入れていきますので、その生地の分割、丸めを辛抱強くする必要があります(^^;)
ご試食用には小さくクグロフ型で焼成しますが、みなさんのお持ち帰り用ではミニシフォン型でお作りいただきます。
よもぎの風味、メープルシロップの風味を楽しみにどうぞお気軽にご参加ください。
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