夏でもパンを楽しんでいただけるよう、工程が短め、塩気のあるパンということで選びました今月の3つ目のレッスンは、「イタリアン・フォカッチャ」です。
通常一次発酵が終了後、ベンチタイムをとって成型するのですが、今回は一次発酵終了後、生地を天板に広げて仕上げ発酵にすぐ入ります。そのため通常の工程より30分程短縮です。
フォカッチャの生地はゆでたジャガイモを入れることで独特のもっちり感が出るのですが、それにより生地を作る際に入れる水加減が難しくなります。最初は水が少ないかなぁと感じてもジャガイモから段々水分が出てくるため、最終的にはとっても柔らかくなり生地で手がベッタベタ!ということになりやすいので、仕込み水の調整は慎重にする必要があります。でも水分が多い方がふわふわもちもちのフォカッチャになるので、多少のべたつきは覚悟の上で作る方がいいかもしれません(^^)
昨日も空調を効かせていてもまだ暑いぐらいでしたので、生地を打っていただいていても生地温が高くなりやすく、最初は固めだった生地も段々柔らかくなり生地打ちに苦労される一場面がありました。
あわせて作るのが酵母で作るマフィンです。クリームチーズを使いバターの重さを軽くしています。フードプロセッサーを使えば生地作りも楽に出来ます。
今回は友人宅で収穫されたブラックベリーをたくさんいただいたので、そのブラックベリーをトッピングに使いましたが、お好みのフルーツ、ナッツでアレンジいただいて楽しんでいただけます。
甘すぎず朝食やランチにも丁度よさそうなので、作ってみます!というご感想をいただき嬉しい思いでした。
9月はしっかり「穀物」を楽しむ渋めのラインナップになっております。気温も少し落ち着いてパンが作りやすい季節になることを期待するばかりです。
どうぞお気軽にご参加ください。
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