クリスマス・レッスンで恒例になっています「シュトーレン」レッスンです。
ドイツでは12月に入るとクリスマスまで毎日一切れずつ食べて過ごすという習慣があるようです。
毎年少しずつレシピを変えています。みなさんに「今年はどういうシュトーレンですか?」とご質問いただくので、いつもあれこれ考えて決めております(^^)
そうして考えた2018年のシュトーレンはレーズン酵母でココア生地にワインに漬けたフルーツとナッツとローマジパンを入れました。
シュトーレンは焼き上げてからバターをたっぷり塗り、お砂糖でカバーすることで日持ちがよくなります。お砂糖で白くなった様子は生まれたばかりのイエス様がおくるみにくるまれた姿を現しているといいます。今年はその上からさらにココアをふってデコレーションしています。生地のお砂糖を控え、ワイン漬けフィリングの酸味もありスッキリ甘さ控えめのシュトーレンになっています。
あわせて作る食事パンは、中国の小型パンの焼餅(シャオピン)です。
そのままでお惣菜と一緒に食べても、ハンバーガーのように真中でスライスして、具材を挟んで食べても美味しいパンです。
クリスマスやお正月で残ったローストビーフやチャーシューなどを挟んで召し上がっていただけるかなぁなどとと考え選びました。おせち料理に飽きてそろそろパンが食べたい!などという時にぜひ食べていただきたい焼餅です(^^)
クリスマス・レッスンでは一次発酵済の生地を成型、焼成していただきますので、お気軽にシュトーレン作りをご体験いただけます。ご自宅で1本作るために材料を色々揃えるのは大変ですので、ぜひこのような機会を利用いただき、シュトーレン作りをお楽しみください。
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