夜の部、新しいレッスン・スタイル検討中です

昨日のレッスンは、以前勤めていた会社で部署は違うのですが、業務上何かとお世話になった方にお越しいただきました。


その会社から転職して以来ですので約10年ぶりの再会の楽しいレッスンをさせていただきました。


そういった懐かしい方ともまたお会いできる機会を作ってくれる、パンがもたらす不思議な力です。

 

お勤め帰りのレッスンということで、初めて夜の時間帯にレッスンをいたしました。


レッスン後は通常レッスンのようにご帰宅後、レッスン中に打った生地を仕上げていただくのは難しい時間帯になりますので、持ち帰りの生地はなし、といういつものレッスンとは進行を変更しました。

 

2種類のパンのうちひとつは通常のように私の方で一次発酵を済ませた生地を用意し、それを成型、焼成の手順ですが、もうひとつの生地は発酵時間が比較的早く済む市販の天然酵母を使用し、フードプロセッサーで生地を作り焼成まで行いました。


9割方工程が済み、仕上げ発酵をしている間は軽食をご用意しましたので、試食用のパンを召し上がっていただきながらまだお話しきっていない説明をする、という流れで2.5時間です。

 

全くパン作りをご経験されたことのない方の場合、生地作りをご理解いただくのには最初はまずは手ごねをご体験いただくことをお勧めしています。そのため現在の午前と午後のレッスンでは、手ごねで生地打ちをしその生地をお持ち帰りいただいています。

 

ですが、昨日のレッスンを実施してみて、本格的にパン作りを始めるかどうか?と思われている方の場合、この進行のレッスンでパン作りの流れをご体験いただけるお試しのレッスンとしてご参加いただけるかな、また、すでにご自身でパンを作られている方にはまだ作られたことのないパンを(あまり労力をかけずに)作る機会となったり、普段作られている疑問点など聞いていただいたり、もっと気軽にシンプルに焼き立ての自家製/天然酵母のパンが食べてみたい!という場合も気軽にご参加いただけるかな、などと考えることが出来ました。

 

昨日作ったパンはレーズン&クルミ入りのカンパーニュとハイジの白パンです。カンパーニュは試食用に準備したのはレーズン酵母を使用し、レッスン中に生地がけしたものはエゾヤマザクラのサクランボから出来ているとかち野酵母を使用しました。ハイジの白パンはヨーグルト酵母です

 

写真は生徒さん撮影のものを拝借いたしました。


レッスン中に生地がけ焼成するパンは時間的に制限があるので、どうしてもシンプルな工程のパンでないと難しいということがあるため、どういうパンを作るかを検討する必要はありますが、今後夕方のレッスンも検討していきたいと思います。