クリスマス・レッスン3つ目は、イタリアのパンでまとめました「パネトーネ&フォカッチャ」レッスンです。
パネトーネはイタリアのクリスマス時期に食べられるパンです。ブリオッシュ生地が基本となっていますが、通常のブリオッシュよりもっともっと卵やバターが使われ、そしてラム酒漬けにしたドライフルーツがたくさん入っているリッチな味わいのパンです。
シュト-レン同様、成型はあまり手がかからないのですが、バターやフィリングがたくさん入っているので、生地作りは丁寧に、丁寧に行う必要があるパンです。
このパンも作りたてももちろん十分美味しいのですが、3日目位から生地が落ち着いてしっとりとなりさらに美味しくなるので生徒さんには「召し上がるのを3日は我慢してください!」お願いしています(^^)
個人的には今年クリスマス・レッスンで作っている3種類のパンの中で、パネトーネが一番食べるとほっこり幸せな気分になるのと、「今年も12月になったんだなぁ」という気持ちにさせられるパンです(^-^)
一緒に作る食事パンはフォカッチャです。茹でたジャガイモを入れもっちりした生地が味わえます。試食時にはこちらを生ハム等を入れたサンドイッチにして召し上がっていただきます。
パネトーネは卵をたくさん使うのですが、それも卵黄ばかりなのです。卵白が残っていつも使い道をあれこれ考えるのですが、この卵白を使ってレッスン中にメレンゲ・クッキーを作ることにしました。サクサクの食感のメレンゲ・クッキーはコーヒーのお茶受けにピッタリです。今回はレモン味とココア味の2種類です。
パネトーネ、フォカッチャのサンドイッチ、メレンゲ・クッキーとどれもみなさんにお気にめしていただけたようで私も楽しい時間を過ごさせていただきました。